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このサイトではこれまで育毛について、いろいろな対策を紹介してきましたが、今回はこれまでの対策のまとめと育毛の基本的な考え方を整理していきたいと思います。
脱毛の原因について
髪が抜ける原因は大きく分けて次の5点になります。
1点目 頭皮の血流(血流量、血流の質)が悪くなるため
2点目 成長ホルモンの活動が悪くなるため
3点目 毒素の蓄積
4点目 頭皮の洗い過ぎ
5点目 AGA
◯まず1点目の『頭皮の血流(血流量、血流の質)が悪くなるため』ですが、髪の毛は毛細血管から、栄養や酸素を得ているため、毛細血管の血流が悪くなってしまうと、髪は栄養不足、酸素不足になってしまい、当然髪の毛は抜けてしまいます。
◯2点目の『成長ホルモンの活動が悪くなるため』ですが、人の体を成長させる大きな要因として、成長ホルモンの働きがあります。
成長ホルモンとは、タンパク質を使って、体の骨や筋肉、皮膚などの成長を促進してくれるもので、髪の毛の成長にも欠かせないホルモンです。
特に思春期には成長ホルモンの分泌が活発であり、分泌量は思春期を100%とすると、30~40代は25%まで減り、60代では15%まで減ると言われています。
そのため10代の思春期と40代の人が同じ食生活を送っていても髪の毛の成長速度には差が出てしまうのです。これは老いと言っていいかもしれません。
◯3点目は『毒素の蓄積』についてですが、不規則な食生活、飲酒、運動不足、薬の飲み過ぎ等によって、常に体内には毒素が溜まっていきます。
通常毒素は静脈やリンパ管、汗、そして髪の毛から排出されますが、過剰な量の毒素が体内に入ってしまうと、毒素を処理し切れずに体内に蓄積されてしまい、頭皮の環境の悪化や脱毛を招いてしまいます。
特にリンパ管には血液の様に心臓というポンプがないことから、毒素がたまりやすく、毒素がたまると、頭皮がこっているという状態になり、頭皮をよーく触ってみるとブヨブヨ部分があったりします。
また、髪の毛は麻薬の常習歴を確認する際にも利用される様に、毒素を吸収して成長していく性質がありますが、過剰な毒素が運ばれてしまうと、髪が毒素を吸収しきれずに脱毛してしまうのです。
◯4点目の『頭皮の洗い過ぎ』についてですが、頭皮は常に一定以上の皮脂で覆われており、外部の刺激や乾燥から頭皮を保護してくれています。しかし洗浄力の強いシャンプーで必要以上に皮脂を取ってしまうと、頭皮を守るためにより多くの皮脂を分泌するようになります。
頭皮が過剰な皮脂に覆われてしまうと、頭皮の詰まってしまい、髪の毛の抜ける原因となります。
◯最後に5点目の『AGA』ですが、これは昔でいう遺伝のことです。
男性ホルモンであるテストステロンが毛根近くにたどり着いた時に、皮脂腺から分泌される5α-リダクターゼという酵素によって、ジヒドロテストステロンというホルモンに変わります。
このホルモンは“悪玉男性ホルモン”と呼ばれ、通常2年~6年かかる髪の毛の生え変わりサイクルを短縮してしまいます。
テストステロンや5α-リダクターゼという酵素は、人によって分泌量や働きの強さが違うため、AGAの影響の受けやすさにも差が出てくるのです。
ただ注意して頂きたいのが、遺伝だからといって、必ず脱毛してしまうと諦めてはいけません。あくまでも5つある理由の一つに過ぎず、仮にAGAの影響を人より何倍も受けていたとしても、対応策はありますので心配ありません。
育毛の基本的な考え方について
髪が抜けるのは上記の5点が原因ですが、これらの5点は急に悪化するわけでは無く、長い年月をかけて悪くなります。
若い時には少しぐらい偏った食生活をしたり、昼夜逆転の生活を送っていても、上記4点のうち当てはまっても1つか2つぐらいで、まだまだ体は育毛の体質を保てていますが、年齢を重ねていくと、徐々に上記5点に全て当てはまるようになり、育毛の体質から薄毛(脱毛)の体質へと変化していってしまうのです。
薄毛は風邪のように、調子が悪くなってすぐに治るようなものではなく、様々な原因が長い年月をかけて薄毛になる体質を作り、抜けるべくして髪は抜けるのです。
そんな何年もかけて傾いた薄毛の体質に対して、レビューの良さそうな育毛剤をちょっと使用したぐらいでは、薄毛という根深い問題は解決できません。
ではどうすればいいかですが、育毛体質から脱毛体質になってしまったように、再び脱毛体質から育毛体質に戻してあげればいいのです。
脱毛が複数の原因で起こっているのなら、育毛も複数の対応策で対応してあげればいいのです。
そのため1つの原因に対して、一つの対応策が基本になり、5つの原因に対しては、5つの対応策で対応することが理想と言えます。
5つも対応策を実施すると、日常生活が育毛のことだらけになってしまうと思われるかもしれませんが、このサイトでは、普段の生活の中でついでにできる『ながら育毛法』を推奨しておりますので、参考にして頂ければと思います。
育毛の具体的な対応策について
5つの脱毛の原因に対して、どんな対応策があるのか、具体的に見ていきましょう。
◯1点目 頭皮の血流(血流量、血流の質)が悪くなるため の対応策
育毛対策のほとんどは血流改善のものになります。対策がしやすく、効果も実感がしやすいです。
・育毛促進レメディウムを飲む
私が15年以上愛用しているもので、私の育毛生活は育毛促進レメディウムとともにあるといっていいぐらいの相棒的な存在です。
育毛促進レメディウムはドイツ版の漢方薬のようなもので、毎日2回飴玉のようなものを舐めるだけで、簡単に続けられます。私が今だに薄毛にならず白髪が全くないのは、レメディウムのおかげだと思っています。

・ブロッコリースプラウトを食べる
ブロッコリースプラウト とはブロッコリーの新芽のことで、カイワレみたいな形をしています。ブロッコリースプラウト に含まれるスルフォラファンという成分が、血流をよくしてくれます。
実際にブロッコリースプラウトの工場で働いている方達は、毎日のようにブロッコリースプラウトを食べており、みんな髪の毛がフサフサで、頭皮の毛細血管もしっかりしていて、血流が悪いゴースト血管は全くないとのことでした。

・太白ごま油でうがいをする
太白ごま油でうがいをするというと、中々ピンとこない人も多いかと思いますが、一時期日本だけではなく、海外でもアンチエイジングや健康法の一つとして流行っていた時期がありました。
また昔からインドでは、アーユルヴェーダという伝承医学としても取り入れられており、インド人に薄毛が少ないのは、太白ごま油のうがいのおかげとも言われています。
うがいをすることで、太白ごま油に含まれる抗酸化作用の成分を適切に取ることができます。

・加圧トレーニングをする
加圧トレーニングとは、両腕両足にベルトを巻き、血流を制限した状態で行うトレーニングです。以前はスポーツジムに行ってトレーニングを行う必要があったのですが、最近では専門の販売店から、家でもできる加圧トレーニングの器具が発売されており、家事などをしながら気軽にトレーニングができるようになりました。
主な効果としては、腕や足の血流を遮断することで、身体中に血液が滞留した状態となり、普段は流れないような毛細血管まで血液が流れるようになります。

・マインドフルネスをする
人はストレスを感じると、自律神経の働きによって血管を収縮させることがあります。またスマホやパソコンの見過ぎが原因で、交感神経が活発になり、やはり血管を収縮させる効果があります。
そう行った状態から解放され、血液の流れをよくする方法として、マインドフルネス呼吸法という脳のリラックス方法があります。

・育毛剤を使用する
育毛というと、多くの人が育毛剤の使用を考えるかと思います。
育毛剤は本来血流から得るべき栄養を、外部から得る方法になります。
点滴のようなものと考えていただけると分かり易いかと思います。直接栄養を得る分即効性はありますが、根本的な脱毛の解決にはなりませんので注意が必要です。


◯2点目 成長ホルモンの活動が悪くなるため の対応策
・加圧トレーニングをする
今の所、成長ホルモンの活動を良くする唯一の方法です。
加圧トレーニングによって最大で通常の290倍の成長ホルモンが分泌されると言われています。

◯3点目 毒素の蓄積 の対応策
・遠赤外線サウナを使用する
遠赤外線サウナは通常のサウナと違い、遠赤外線の効果によって体の内部まで温められ、より濃い汗が出るようになります。
また遠赤外線の振動によって体が温められるため、体感温度が高くないことから、長くサウナに入ることができ、より多くの汗を書くことができます。
家庭用の遠赤外線サウナも売られており、気軽に利用できます。

・頭皮マッサージを行う
頭皮には毒素を排出するためのリンパ管が通っており、毒素を排出する役割を果たしています、ただしリンパ管には心臓のようなポンプがないため、血管に比べると滞留しやすいという問題点があります。
頭皮マッサージを行い、リンパ管の内部の毒素を流してあげることで、頭皮のデットクスを行うことができます。

◯4点目 頭皮の洗い過ぎ の対応策
・毎日1回シャンプーをする
クレンジングシャンプーのような洗浄力の強いシャンプーや育毛シャンプーは使わずに、毎晩1回シャンプーをするだけで十分です。
よくアミノ酸系のシャンプーが、洗浄力の面からも良いと言われますが、自分で実際に使ってみて、いいと思ったものを使うと良いでしょう。
ちなみにこのサイトでは髪の毛のボリュームアップをしてくれる馬油シャンプーを推奨しております。

◯5点目 AGA の対応策
・きな粉牛乳を飲む
きな粉に含まれる大豆イソフラボンは、AGAの原因である男性ホルモンの働きを抑えてくれる効果があります。
ただそのためには、体内にエクオール生産菌という腸内細菌がいる必要があり、日本人の場合2人に1人と言われています。

・AGA専用の薬を飲む
AGAの専門の病院に行くと、多くの場合は男性ホルモンの働きを抑える飲み薬が処方されます。
きな粉牛乳とは違い、確実に男性ホルモンを抑制してくれますが、今後ずっと使用していく必要があり、毒素の蓄積にもなりかねないため、あまりお勧めはできません。