今回は湯船に浸かることで、前髪くせ毛がどう影響を受けるのか見て行きたいと思います。
湯船に浸かると聞くと、ほぼ全員が良いイメージを持たれると思います。
しかし前髪くせ毛のことを考えると、
これは私の実体験として、間違いありません。
湯船に浸かることは体に良いはずなのに、何故前髪くせ毛には良くないのでしょうか?
順を追って見て行きましょう。
湯船に浸かることの効果
温熱効果
お風呂の一番の効果といえばこれではないでしょうか。
体温が温まることで、血管が広がり毛細血管へも血液が流れるようになります。
その結果、酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が全身をかけめぐり、血液中の老廃物や二酸化炭素が運び去られます。
静水圧効果
湯船の中では、お湯による水圧がかかっており、湯船に浸かると「ふぅ~」と息がもれることがあります。お腹やお尻が水圧で縮む静水圧によって、全身への穏やかなマッサージ効果を生みます。
浮力効果
湯船の中では浮力がかかり、体重が軽く感じられます。お湯の量にもよりますが、お湯の中での体重はおよそ10分の1程度になります。
全身を支えていた関節や筋肉が重みから解放され、全身がゆったりとリラックスした状態になります。
湯船に浸かることで、心身共にリラックスできますね。
では次にくせ毛について見てみましょう。
くせ毛の原因
くせ毛の原因の1つとして、コルテックスの膨張率の差というものがあります。
髪の構造は下記のようになっており、

(出典:DEMI COSMETICSのHP)
髪の毛の90%を占めるコルテックスは、パラコルテックとオルソコルテックスという2種類から出来ており、2つのコルテックスには、
・パラコルテックス 水を吸いにくい=膨張しにくい
・オルソコルテックス 水を吸いやすい=膨張しやすい
という特徴があります。
また、くせ毛の髪はパラコルテックスとオルソコルテックスの並び方に偏りがある場合が多く、偏りが大きいほど、水分を吸収した際のパラコルテックとオルソコルテックスの膨張率の差により、髪の毛が変な形に膨張してしまうのです。
それが髪の毛のうねりなどの原因になってしまうのです。

(出典:CREATE IONのHP)
また髪の毛の外側にあるキューティクルも、水分を受けると、キューティクルが立ち上がり、コルテックスがむき出しの状態になってしまうことから、くせ毛をひどくさせない為には、髪の毛を水分(湿気)から守ることが大切になります。
では、湯船に浸かることで、髪の毛はどう影響を受けるのでしょうか?
湯船に浸かることでくせ毛が悪化する理由
髪の毛が湿気を受ける原因は、大きく分けて2つあります。
体の内側が原因の湿気
主な原因は汗によるものです。
皆さんも運動をした時や、辛いものを食べた時、緊張感を感じた時など、頭皮からじわーっと汗をかいた経験があるのではないかと思います。
頭皮に汗をかくことで、頭皮周辺の湿度が上がり、髪の毛も影響を受けるのです。
体の外側からの湿気
梅雨などの雨の日には髪のうねりがひどくなる方も多いのではないでしょうか。
湯船の中やサウナなどは特に湿気が多いので、そう言った中に長くいればいるほど、コルテックスが水分を吸収し続けて、くせがひどくなってしまいます。
湯船に浸かることで、体温が上がり、頭皮は汗をかくこと内側からの湿気を受けることになります。
また湯船の水分により、外側からも湿気を受けることになります。
湯船に浸かることで、内と外のダブル湿気でくせ毛がダメージを受けてしまうことになるのです。
それぐらい湯船に浸かることは、前髪くせ毛には強烈なダメージを与えてしまうのです。
頭皮や体に良いことでも、くせ毛にとっては良くないことが結構あるわ。
でも湯船で汗をかくことは、デトックスにも繋がるから、全く入らないというのもどうなのかしら。
そういう意味では、周に1回とか決めて湯船に浸かるのは良いかもしれませんね。
ちなみに私の場合は、湯船にはほとんど浸からないのですが、定期的に家庭用の遠赤外線サウナを使用してます。
前髪くせ毛のことばかり考えていると、デトックスが疎かになってしまい、デトックスのことばかり考えていると前髪くせ毛がひどくなってしまいます。
自分なりのバランスを見つけてくださいね\( ˆ ˆ )/♡

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