いきなりですが、洗髪時間30秒というと、皆様はどう感じるでしょうか?
多くの方は短いと感じるのではないでしょうか。
ですが実は30秒は長すぎるくらいなのです。
特に前髪の曲がりを直したい方には、洗髪時間がとても大事になってきます。
前髪くせ毛の方は髪のキューティクルが弱い傾向があり、洗髪時間が長いとキューティクルが破壊されてしまい、くせがひどくなってしまうのです。
そこで今回は、前髪くせ毛を改善する洗髪方法をお伝えします。
前髪くせ毛を直す洗髪方法①~洗いすぎないこと~
昔は頭皮はとにかくよく洗う必要があると言われており、頭皮に皮脂が残っている事は薄毛の原因となると考えられていました。
しかしここ数年は、頭皮の皮脂は顔の皮脂と同様に、皮膚の保護機能を果たしているため、頭皮の取り過ぎこそが薄毛の原因になると考えが改められてきました。
では、適切な洗髪(洗髪時間)とはどのような方法なのでしょうか?

(出典:株式会社ルチアのHP)
これは正しい育毛法の先駆者でもある東田雪子先生が経営されている、株式会社ルチアのHPから抜粋させて頂いております。
この方法は10年以上前に発表されているのですが、具体的なシャンプーの使用量と洗髪時間が示されており、今でも洗髪方法の最先端と言ってもいいのではないでしょうか。
大体20秒から30秒くらいで十分洗髪できてますね。
基本的に洗髪とは頭皮を洗う行為であり、髪の毛はシャンプーの泡がつけば汚れは落ちます。
髪の毛が肩くらいまであるような方でも、洗髪している手で髪の毛を軽くさすってあげるだけで汚れは落ちますので、基本的にはどんな方でも30秒を目安に考えるといいでしょう。
ただしここで注意点が2つあります。
○1つ目はシャンプーを頭皮につける方法です。
ルチアの洗髪法ではシャンプー剤を頭皮の5~6箇所につけて泡立てるとなっていますが、やってみると意外と難しいのです。
ルチアの洗髪法を基準にしながらも、自分でやり易いようにアレンジを加えてみると良いでしょう。
○2つ目は30秒にこだわりすぎない事です。
30秒以内とういのは守るべき基準としてあるのですが、シャンプーの一番の目的は頭皮と髪の汚れを適切に落とす事です。
まず最初は、今まで通りシャンプーをして時間を計ってみましょう。
それで30秒より長ければ、手を早く動かして、いつもより早く洗髪をする意識を持ちましょう。
最初の内はそれで十分です
余裕が出てきたら、その状態で再度洗髪時間を計ってみましょう。
それでも30秒を超えていたら、全体的にバランスよく洗えているか考えてみましょう。
例えば後頭部や頭頂部など一部分だけ無意識に洗い過ぎていないかなど。
30秒あれば十分洗髪はできるので、30秒を超えるという事は、洗い過ぎている部分があるという事です。
ただし繰り返しになりますが、30秒にこだわり過ぎてはいけません。
・30秒を計り、30秒になったら洗髪をやめるという方法はいけません。
・あくまでも自分の洗髪方法を行った上で、30秒にどれだけ近づいているか確認するようにしましょう。
この2つは似ているようで全く違いますので注意しましょう。
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前髪くせ毛を直す洗髪方法②~洗い方を決めておく~
今後何千、何千回と洗髪を行なっていく上で、正しい洗髪方法を継続して行なっていかなければなりません。
野球選手やテニス選手がイメージトレーニングを行うように、洗髪もイメージトレーニングが大事なのです。
ちょっとした洗い方のミスでも、それが何千回も積み重なれば、どんなに良いシャンプーを使い続けてもくせ毛が改善しないということだってあり得てしまうのです。
手のひらをどんな風に何回動かすのか細かく決めております。
前髪くせ毛に効果的な洗髪例
髪を濡らして、オールバックにします。
シャンプーを1プッシュして、手のひらで伸ばした後に、前から後ろにかけて手を這わせます(シャンプーを染み込ませるように)。その後、後ろから前に向かって手を這わせます。(シャンプーを染み込ませるように)
さらにシャンプーを1プッシュし、手のひらで伸ばした後に、後ろから前に向かって手を這わせます。(シャンプーを染み込ませるように)。その後、前から後ろにかけて手を這わせます(シャンプーを染み込ませるように)
耳の上から、頂頭部に向かって手を這わせるようにして、頭皮を洗います。
次に前側部分を手を這わせるようにして、頭皮を洗います。
後頭部側は指を立てて(爪は立てずに)洗います。下から上に向かって洗って行くなど、どんな風に洗うか決めておきましょう。
髪の毛はシャンプーがつけば、汚れが落ちるので、髪の毛そのもを洗う必要はありません。頭皮だけ洗いましょう。
自分の洗髪方法を決めたら信じ続けよう
実際に洗髪方法と真剣に向き合うようになると、どこからシャンプーを付けるのか、どこから洗うのか、どの程度泡立てるのかなど、細かい部分が気になるようになります。
くせ毛は日によって、調子の良し悪しが左右されることがあって、調子の良し悪しは洗髪後にドライヤーで乾かすとだいたい分かります。
そのため、ドライヤー後に髪の調子が悪いと、洗髪方法が悪かったんではないかと思い、色々悩んでしまい洗い方がわからなくなってしまうことがあります。
くせ毛の厄介な点の一つとして、時間差で効果が現れることがあり、例えば海に行くと髪の毛は海水で痛み、くせ毛は悪化するのですが、実際にドライヤー後にくせ毛が悪化していると感じるのは、海に行ってから数日後だったりするのです。
まとめ
前髪くせ毛を直すためには、洗髪時間がとても大切です。
いくらくせ毛に良いシャンプーやトリートメントで髪を保護しても、洗髪時間が長いだけで、髪のキューティクルは壊されてしまい、くせ毛は悪化してしまうのです。
シャンプーやトリートメントの恩恵をしっかり受けるためにも、毎日30秒以内の洗髪を行い、前髪くせ毛の改善を目指しましょう(^ω^)/
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