これまでこのサイトでは、コンディショナーの使用やサウナの使用、湯船に浸かることなど、『育毛に良いことが必ずしも前髪くせ毛に良いこととは限らない』とお伝えしてきましたが、今回もそんな事例をご紹介したいと思います。
前髪くせ毛を直したい方は、ぜひ読んで見てくださいね(o^^o)/
ヘッドスパによるダメージ

ヘッドスパとは頭皮のクレンジングを行ったり、マッサージを行ったりすることです。
クレンジングによって頭皮の毛穴の皮脂詰まりや、溜まった汚れを浮かして落とすことが期待できます。またマッサージは血行をよくする効果が高く、心身のリラックス効果と同時に頭皮の活性化を促進します。
頭皮の血行がスムーズになるとしっかりと栄養が行き渡り、老廃物はきちんと流れるようになるので、健康な毛髪や地肌に繋がります。
育毛のためにはぜひ続けたいわね。
前髪くせ毛にとっては、あまり良くないのです。
まぁ坊失敗例
月1回のペースでヘッドスパに通ったところ、馬油シャンプーで改善できない程くせ毛は悪化しました。
ヘッドスパに半年間通った後、ヘッドスパに行くのをやめ、その後馬油シャンプーを使い続けたところ、くせ毛を改善するのに半年間かかりました。
それを踏まえて
ルールその1
ヘッドスパは2ヶ月に1回のペースにしましょう!
ちなみに、
くせ毛には大きく分けて、柔らかいくせ毛と硬いくせ毛の2種類があります。
柔らかいくせ毛=くせ毛改善+ボリューム維持(もしくはボリュームアップ)
硬いくせ毛=くせ毛改善
髪の毛のボリューム維持がない分、硬いくせ毛の方がくせ毛は直しやすい傾向があります。
このサイトでは、基本的には柔らかいくせ毛の方を対象にしています。
くせ毛悪化の原因〜湿気〜
くせ毛の原因の1つとして、コルテックスの膨張率の差というものがあります。
髪の構造は下記のようになっており、

(出典:DEMIのHP)
髪の毛の90%を占めるコルテックスは、パラコルテックとオルソコルテックスという2種類から出来ており、2つのコルテックスには、
・パラコルテックス 水を吸いにくい=膨張しにくい
・オルソコルテックス 水を吸いやすい=膨張しやすい
という特徴があります。
また、くせ毛の髪はパラコルテックスとオルソコルテックスの並び方に偏りがある場合が多く、偏りが大きいほど、水分を吸収した際のパラコルテックとオルソコルテックスの膨張率の差により、髪の毛が変な形に膨張してしまうのです。
それが髪の毛のうねりなどの原因になってしまうのです。

(出典:CREATE IONのHP)
また髪の毛の外側にあるキューティクルも、水分を受けると、キューティクルが立ち上がり、コルテックスがむき出しの状態になってしまうことから、くせ毛をひどくさせない為には、髪の毛を水分(湿気)から守ることが大切になります。
髪の毛を水分から守るためには、髪の毛を適切な油分で覆ってあげることが重要になってきます。
毎日馬油シャンプーを使用することで、適切な油分が髪の毛を覆ってくれます。
適切な皮脂に覆われた若い方の肌が、ピチピチして水分を弾くように、髪にも同様のことがおきるのです。
オイルパックによるダメージ

オイルパックとは、その名のとおりオイルを用いたヘアパックです。
女性が化粧を落とす時に、オイルを使ったオイルクレンジングを行うことがあるのですが、それの髪バージョンと考えて頂ければ分かりやすいと思います。
普段のシャンプーで取り残して酸化してしまった汚れを取ることができます。
オイルパックを使うことで、脂を油で溶かすという仕組みです。
オイルパックで使用するオイルはキャリアオイル(植物性の天然成分100%)を使用するため、髪の保湿にもなると言われています。
まぁ坊失敗例
週1回のペースで、3ヶ月間オイルパックを続けたところ、くせ毛が物凄く酷くなりました。くせ毛対策を始めた当初より悪化しました。
オイルパックを3ヶ月間続け、オイルパックをやめた後、馬油シャンプーを使い続けたところ、くせ毛を改善するのに1年間かかりました。
それを踏まえて
ルールその2
オイルパックは1ヶ月に1回のペースにしましょう!
今のところ、前髪くせ毛への効果があるのは、馬油シャンプーのみですね。
育毛と前髪くせ毛改善を両方行うことは、以外とバランスを取る事が難しいものです。
私の失敗例を参考に、健康な髪の毛を育てて下さいね!
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