前髪くせ毛に悩む方であれば、一度はヘアアイロンの使用を考えたことはあると思います。
毎朝ヘアアイロンで髪の毛がストレートになったらとても素敵ですよね。
ではどれくらいヘアアイロンが前髪くせ毛に効果があるのか見てみましょう!
ヘアアイロンは硬いくせ毛に効果あり
まずヘアアイロンの効果をお伝えする前に、前髪くせ毛についてご説明しましょう。
前髪くせ毛は大きく分けると2種類あります。
「柔らかい前髪くせ毛」と「硬い前髪くせ毛」です。
柔らかい前髪くせ毛=これ以上ボリュームを無くしたくない前髪くせ毛
硬い前髪くせ毛=ボリュームはあまり気にしない前髪くせ毛
柔らかい前髪くせ毛は「髪のボリュームアップ+くせ毛改善」が目標になるため、治す方法がかなり限られてきます。
柔らかいくせ毛を治すためには、髪の表面にある皮脂が重要であり、
毎日馬油シャンプーを使用することで、くせ毛が劇的に改善します。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。

その一方で硬い前髪くせ毛は、柔らかい前髪くせ毛のような方法では改善することが難しく、へアイロンや縮毛矯正など力技で対応する方が効果があります。
柔らかい前髪くせ毛
→毎日の馬油シャンプーでくせ毛改善
(ヘアアイロンなどの髪に負担をかけることはNG)
硬い前髪くせ毛
→ヘアアイロンや縮毛矯正など力技で改善
(シャンプーのみなど髪に負担をかけない方法では改善できない)
ヘアアイロンの効果① 水素結合
髪の毛は水に濡れるとくせが治り、乾くとくせが出る傾向にあります。
これは水で濡らすことによって髪の水素結合が外れてしまうからです。
皆様も一度は経験がある寝癖も水素結合が原因です。
髪が乾き切っていない状態で寝てしまうと、髪が変な形のままで乾いてしまい(水素結合で固定されてしまい)寝癖になってしまいます。
ヘアアイロンもこれと似た状態が起きています。
髪の毛は80~85%がタンパク質、水分が12~15%、その他8~10%となっています。
髪をまっすぐ伸ばすようにヘアアイロンをすることで、髪の内部の水分が蒸発し、蒸発したタイミングで水素結合が起こるため、髪が伸びた状態で固定されるのです。
へアアイロンの水素結合
髪が濡れた状態→乾いた状態
になるタイミングで髪は固定されます。
ヘアアイロンの効果② 熱による変形
先ほどお伝えしましたように髪の毛の大部分はタンパク質でできています
小さなタンパク質がたくさん結合することで髪の毛を作っています。
髪がまっすぐの人は細胞の繋がり方がまっすぐで、くせ毛の人は繋がり方がギザギザになっています。
ヘアアイロンの熱によって、その結合の仕方を変化させることで髪をストレートにします。
180℃くらいになると髪は柔らかくなり(結合が外れるため)、ヘアアイロンで伸ばした際にまっすぐにし、アイロンを離すとすぐ熱が冷めるため、固まってストレートになります。
へアアイロンの熱による変形
髪が熱い状態→冷めた状態
になるタイミングで髪は固定されます。
私のような硬くて広がってしまう髪質には、ヘアアイロンはホントにありがたいわ。
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