先日「教えてもらう前と後」というバラエティー番組で、東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身氏が、ぐっすり眠るポイントを紹介していました。
これまでこのサイトでは育毛のためには睡眠が大切とお伝えしてきましたが、今回は教えてもらう前と後で紹介されていた快眠法や育毛と睡眠の関係について説明させて頂きます(°▽°)/
育毛と睡眠の関係
睡眠は育毛にとって最も重要な要素の一つです。
というのも髪を育てる成長ホルモンの分泌が最も多いのが睡眠時だからです。
成長ホルモンは、細胞の増殖や正常な代謝を促進させ皮膚や筋肉などを育成・メンテナンスする物質です。
成長ホルモンは年齢とともに減っていき、思春期を100%とすると、30~40代は25%まで減り、60代では15%まで減ると言われています。
特に、入眠して2時間ほどに訪れる最初のノンレム睡眠時は分泌される成長ホルモンが最も多いと言われています。
この時の睡眠の質を上げることは非常に重要ですし、十分な睡眠時間を確保することも髪の成長には不可欠と考えられています。
成長ホルモンが一番分泌されると言われている時間帯が22:00~翌2:00です。
睡眠に入ってから約30分くらいから分泌され始め、約3時間後にピークを迎えます。
育毛のためには成長ホルモンが重要です。
成長ホルモンを最大限に分泌させるには、良い睡眠が不可欠です。
快眠のためのポイント① 就寝時の格好
梶本氏が言うには、就寝時の格好に最適なのは半袖に長ズボンとのことです。
半袖短パンが涼しくていいと思われがちですが、短パンだと体温が下がりすぎてしまい足がむくむ原因になるかもしれません。
特に半袖に綿100%の長ズボンが理想だそうです。
特に夏は、汗をよく吸収する生地や、風通しの良い生地が適しており、ガーゼやオーガニックコットン、リネンなどがおすすめです。
洗濯機で洗えないなど取り扱いの注意点があるものも多いので、生活スタイルに合わせて検討すると良いわね。
また靴下を履くのは、体内の深部体温下げるための放熱を妨げてしまい、不快感を生むためよくありません。
快眠のためのポイント② 布団
ぐっすり眠れる最も良い睡眠環境は「冷房あり+布団」とのことです。
梶本氏によると、寝室の理想環境は“頭寒足熱”で、寝るときはエアコンをつけっぱなしにし、一年中冬布団で眠るのがオススメだそうです。
⭐️羽毛布団を探す⭐️

エアコンの理想的な温度は24~26度。
湿度は50~60%とのことです。
夏といえばタオルケットを使いたいと言う方も多いでしょう。
そう言う方は掛け布団の下に敷いて使うとよいということです。
また、扇風機に当たり続けるとだるさを引き起こしてしまうこともあるため、首振りにして冷房を循環させるのがおすすめだと紹介されました。
快眠のためのポイント③ 寝る前にやってはいけないこと
梶本先生曰く、全身の血流を良くするヨガは、ぐっすり眠るには効果あるのでオススメとのことです。
特に下半身を重点的に伸ばすこと(ストレッチすること)で、副交感神経が刺激され、体が眠りにつく状態になると言うことです。
特に、足を上げるようなポーズは心臓に血液を還流させてむくみをとってくれて非常に良いそうです。
一方で腕立て伏せのような上半身の運動はむしろ逆効果になります。
上半身の激しい運動をしてしまうと、交感神経優位になってしまって、なかなか寝付けない可能性があります。
またサラリーマンの方などは、寝る前にお酒を飲む方も多いのではないでしょうか?
梶本先生の解説では、寝る前の飲酒は飲んでも意味がないとのこと。
深いお酒で寝られたとしてもそれは寝落ちしてるだけで、決していい睡眠にはならないそうです。
眠る3時間くらい前に夕食も飲酒も済ませておくのが理想的とのことです。
快眠のためのポイント④ その他
寝る時の姿勢についてもポイントがあります。
寝るときに抱き枕を使うと体が安定して横向けの姿勢が取りやすく、呼吸・循環・体温調節がしやすくなり、いい睡眠につながるそうです。
抱き心地もいいし、ひんやりして冷たいから、夏の睡眠には欠かせないわね。
⭐️王様の抱き枕を探す⭐️

また自分に合う枕を選ぶことも大事です!
自分の枕で仰向けになった時、目線が真上より、やや下向きの人は、高さが合っている証拠。
そうでない人は、高さを調節すると快眠に繋がるかもしれません。
また悪夢など寝る時にうなされ易い人や、寝言が多い人は、
「イメージリハーサル療法」が効果的とのことです。
例えば、その日の嫌なことをメモして引き出しにしまう。
これだけでもモヤモヤした気持ちが外に吐き出され、ストレスを軽減できるそうです。
⭐️睡眠革命が起きるマットレス⭐️
おすすめの関連記事


