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【前髪くせ毛を治すためには髪を乾かす速さが重要】自然乾燥では前髪の毛先は反る一方!(記事NO72)

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お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かすのは、誰でも面倒に感じるものです。

特に夏の時期の洗面所は、蒸し暑さMAXで、いるだけで汗が止まらなくなってしまいます。

自然乾燥なら、手間もかからず乾かせるので、できれば自然乾燥を取り入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

しかし髪の自然乾燥は、デメリットしかありません。

特に前髪くせ毛でお悩みの方にとっては絶対に避けたいところです。

では何故自然乾燥が、前髪くせ毛に良くないのか、その理由を見てみましょう。

前髪くせ毛悪化の原因① コルテックス、キューティクル

髪は大まかには上記のような構造になっております。

この中で前髪くせ毛の原因となるのが、コルテックスとキューティクルのなります。

コルテックスは水分を吸収すると、膨張する性質があり、膨張することで前髪くせ毛は悪化してしまいます。

普段はうろこ状のキューティクルがコルテックスの周りに張り付いており、コルテックスを守ってくれていますが、

キューティクルは水に濡れると、少しづつ膨らむ性質があり、

洗髪のような長い時間水分に触れていると、普段はペタッとしているキューティクルが立ち上がって、コルテックスがむき出しになってしまうのです。

コルテックスがむき出しになると、コルテックスは水分をどんどん吸ってしまうため、くせ毛が悪化していってしまうのです。

そのため洗髪後は、いかに早く髪を乾かして、キューティクルを元に戻してあげるかがポイントになります。

前髪くせ毛悪化の原因② 水素結合

髪の毛は濡れると柔らかくなり、乾くと硬くなる性質があります、

水に濡れると髪の毛がペタッとするのは髪の毛が柔らかくなるためです。

この髪の毛の性質を水素結合と言います。

少し専門的に言いますと、乾いている時は髪の水素結合によって、髪は硬くなっていますが、

水に濡れると、水素結合が外れてしまい柔らかくなるのです。

そして再び乾くとまた水素結合で繋がり、髪は硬くなります。

髪は水素結合の接続の仕方で、髪の形が決まるのです。

*くせ毛を完全なストレートにするような強い接続力はありません。

寝ぐせは水素結合によって作られています。

お風呂上がりに髪の毛を自然乾燥させてしまうと、髪の毛が濡れてフニャッとした状態で固まってしまい、くせ毛がひどくなってしまうのです。

そのため洗髪後は髪をまっすぐ伸ばすように乾かすことで、自然乾燥よりもくせ毛を和らげることができるのです。

頭皮の環境悪化

自然乾燥は髪だけではなく、頭皮にとっても良くありません。

湿気により頭皮に雑菌が繁殖し易い環境になり、フケ・かゆみの原因になります。

頭皮の環境が悪いと、髪の育つ環境が整っていないということなので、これを続けていると薄毛の原因になってしまう可能性もあります。

また頭皮が乾き切っていない状態で寝てしまうと、髪の成長時間(睡眠時)に頭皮を不潔にしておく事になるので、頭皮の為にもドライヤーで素早く乾かした方がよいでしょう。

髪や頭皮を早く乾かすためには、ドライヤーの選択も重要です。

髪の熱が上がり過ぎずに、素早く乾かせるドライヤーを選びましょう!

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