育毛剤や育毛サプリメントなどでL-リジンという成分を見かけたことはありますでしょうか?
ここではリジンとはどのような成分なのか、そしてどのような育毛効果があるのかを解説させて頂きます。
育毛サプリメントに興味がある方はぜひ読んで見て下さいね!
L-リジンとは?
L-リジンは必須アミノ酸の一種で、体の修復に不可欠な必須アミノ酸です。
カルシウムの吸収、骨組織の生産、コラーゲンの形成や体の成長や日々の修復に不可欠なもので、バランスを正しく保って、免疫機能を高める働きも持っています。
必須アミノ酸とは、体内では生成されないので、食品やサプリメントから摂取する必要があり、L-リジンも食品から摂取しなければいけません。
ちなみに、
髪の毛を作るタンパク質は20種類のアミノ酸からできています。
このうち9種類は必須アミノ酸と言われ体内で作り出すことができないため食べ物から摂る必要があります。
L-リジンはこの必須アミノ酸のひとつで体のタンパク質の約2~10%程含まれます。
L-リジンの育毛効果
髪の毛の80%はタンパク質からできていますが、そのうちの70%を占めるのがケラチンと言うタンパク質です。
このケラチンの素となるがリジンであるため、リジンは髪の毛の大部分を作る素であるとも言えます。
その他もリジンには頭皮の血行を改善する効果が期待でき、薄毛治療薬と併用した際にはその効果を高めてくれる効果があることも明らかになっています。
健康な頭髪の素として、不足することの無いように摂取したい栄養素です。
育毛以外にも、L-リジンは体の成長に必要だったり、肝機能を強化したり、免疫をサポートする効果もあります。
ミノキシジルには確かな発毛効果があります。
しかし、血圧降下作用があるため頭痛が起きたり、髪の毛だけではなく全身の体毛が濃くなったり、薬を飲み始めた時の初期脱毛が酷かったり、副作用が多いため長期服用はできない場合があります。
L-リジンは口唇ヘルペスにも効果あり
L-リジンには、唇などに疱疹を起こす単純疱疹の原因となるウイルス感染を予防・改善する効果があり、感染症に対して抵抗力を高める効果を持っているとされています。
L-リジンの副作用
L-リジンは決められた容量通りに摂取していれば問題ありませんが、過剰摂取すると、胃痛や下痢などの副作用を引き起こす可能性があると言われています。
また妊娠中・授乳中の方はサプリメントでの摂取を控える必要があります。
L-リジンはサプリメントでの摂取がおすすめ
L-リジンの1日の摂取量の目安は1000~1500㎎と言われています。
L-リジンの量が多く含まれている食材は下記のような物があります。
・かつお節100gあたり6,600㎎
・煮干し(イワシ)100gあたり5,800㎎
・豚肉(ヒレ)100gあたり3,500㎎
・鶏むね肉(皮なし・焼き)
・鶏むね肉(皮なし・焼き)100gあたり3,400㎎
・ささ身(焼き)100gあたり2,900㎎
これを見てみると、1日に1,500㎎のリジンを摂取するには、例えばささみ肉であればおよそ50gほどの分量を取らなければなりません。
これが生活習慣などによってはなかなか難しく、リジンが不足しがちな原因でもあります。
そのような場合には手軽にL-リジンだけを摂取できるサプリメンなどを使用するのも良いでしょう。
L-リジンサプリメントの中には、サプリメントだけでL-リジンを500~1,000㎎も摂取できるようなものもあります。
ちなみにL-リジンを飲むタイミングについてですが、空腹時がいいでしょう。
食事と一緒に摂ると、ほとんどがタンパク質の合成に使われてしまうからです。
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