健康に良いと言われている大豆イソフラボンですが、実は薄毛に対しても効果があるというのはご存じでしょうか?
豆乳が薄毛に効くと言われている理由は、イソフラボンにあります。
イソフラボンが髪にどのような効果もたらすのか、イソフラボンはどのような食品に含まれているのか、詳しくご紹介していきましょう。
Contents
イソフラボンとは
イソフラボンはポリフェノールの一種で、多くの植物に含まれる天然成分です。
ポリフェノールにはイソフラボン以外にもカテキンやアントシアニンなど複数の種類があり、それぞれ効果や効能が異なります。
例えばお茶などに多く含まれるカテキンはコレステロールを下げたり血圧を下げる作用がありますが、イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをすることが知られています。
そのため、女性の更年期障害の症状軽減などを目的にイソフラボンの摂取を考える人も多いようです。
女性ホルモンと似た働きをする作用を利用して薄毛の予防や改善に用いられることもあり、女性だけでなく男性もその恩恵を受け取ることができます。
豆乳とは
豆乳は大豆の固形分が8%以上のもののことです。
大豆を水に浸したり、蒸したりした後、すりつぶして絞った状態のものが『豆乳』です。
何も味付けしていないので、『無調整豆乳』とも呼ばれています。
イソフラボンの育毛効果①~AGA(男性型脱毛症)を抑制する~
薄毛の原因となるAGAは、5αリダクターゼが男性ホルモンであるテストステロンと結びつき、ジヒドロテストステロンが生成して起こります。
このジヒドロテストステロン(DHT)が産生してアンドロゲンレセプターと結びつくと、ヘアサイクルが乱れて髪が細くなる、髪が抜けやすくなる、そして薄毛になるということに繋がってしまいます。
また、5αリダクターゼが分泌すると皮脂の過剰分泌を引き起こし、頭皮環境を悪化させる恐れがあります。
では、そこでなぜイソフラボンが出てくるのでしょうか。
それは、イソフラボンがこの5αリダクターゼを阻害する働きを持つためです。
イソフラボンが5αリダクターゼを阻害することで、AGAの原因となるDHTの生成を防ぐことができると言われています。
イソフラボンの育毛効果②~皮脂の分泌を抑える~
女性ホルモンに似た働きをするエストロゲン様作用で、男性ホルモンのアンドロゲンを抑制する働きがあります。
男性ホルモンを抑制することで皮脂の分泌を抑え、頭皮の環境を清潔に保つことができます。
また、皮脂の過剰な分泌が原因となる匂いの改善にも効果が期待できるでしょう。
イソフラボンの育毛効果③~髪の毛を太くする~
イソフラボンに含まれるエクオールはコラーゲンを生成する働きがあります。
コラーゲンはタンパク質の1種で体の約30%を占めており、皮膚の土台となる真皮と呼ばれる皮膚の約70%はコラーゲンでできていると言われています。
コラーゲンは肌にハリを与えると共に乾燥を防ぐ効果があります。
それにより頭皮環境が改善されることで強く太い髪を作り、更には抜け毛を防ぐ効果があります。
⭐️AGA治療薬と同等の効果のある育毛サプリメント⭐️
イソフラボンの恩恵を受けるためには腸内細菌が重要
食材に含まれるイソフラボンの多くは「グリコシド型」と呼ばれるものです。
このタイプはイソフラボンに糖がくっついており分子が大きい状態です。
この状態では体内に吸収されないため、せっかくのイソフラボンの有用作用の恩恵を受けることができません。
くっついている糖が分離されると「アグリコン型」のイソフラボンとなり、分子が小さくなるので体に吸収することができるようになります。
グリコシド型をアグリコン型のイソフラボンに変化させるには腸内細菌の力が必要で、糖をうまく分解することができればアグリコン型のイソフラボンを多く作り出せます。
ただ、腸内細菌の状態は人によって個人差があるため、効果は人によって異なります。
⭐️検査キット(エクオール産生菌検査キット)を見てみる⭐️

イソフラボンを多く含む食品と1日の摂取目安量
一日に摂取すべきイソフラボンの推奨量(どれだけ取るべきか)に公的な指標はありませんが、安全性を考慮した上限値として一日75mg程度とする指標が厚生労働省から出されています。
⭐️豆乳を探す⭐️
⭐️お店で細かく買うより、ネットでまとめ買いした方がお得です⭐️

おすすめの関連記事



⭐️AGA治療薬と同等の効果のある育毛サプリメント⭐️