「ストレスは薄毛の原因になる」
昔から言われていることですが、ではどうしてストレスが薄毛によくないのかや、どのようにすればストレス解消になるのかなど、具体的なことを知らない方も多いのではないでしょうか?
今回はストレスと薄毛の関係やストレスをなくすちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。
Contents
ストレスが薄毛の原因になる理由
それはストレスが自律神経に影響するからなんですね。
どう薄毛に影響するのかしら。
自律神経とは?
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。
交感神経は昼間に優位になる神経で、交感神経が強くなるほど、活動的になるため、血管は収縮し、脳と筋肉に優先的に血液が送られることになります。
副交感神経は夜間に優位になる神経で、副交感神経が強くなるほど、体がリラックス状態になるため、血管は拡張し、血液は体全体にまんべんなく流れるようになります。
交感神経の優位な状態が続くということは、髪の栄養不足が続くということなのね。
夜までずっと考え事をしてしまうような、ストレスの状態が続くと、いつまでも頭皮の毛細血管へ血液が流れなくなり、髪が完全に栄養不足になってしまうのですね。
まとめ
ストレスを受ける
=交感神経が優位になる
=血液が筋肉や脳へ優先的に送られる
=髪の栄養源である頭皮の毛細血管へ血液が送られにくくなる
=薄毛になる
ストレスを溜めない方法①~器ではなく蛇口を大きくしよう~
昼間にストレスを受けてしまうのはある程度しょうがないですからね、
それをどうやって解消するかが大切ですね。
とてもためになるお話であるためご紹介させていただきます。
● 刑事100人を束ねた管理職時代に見つけた ストレスを溜めない習慣
──森さんは警察に27年在籍、23歳という若さで巡査部長に昇格、そして同期生トップの35歳で警部に昇任されたと伺いました。
ただでさえプレッシャーの強い刑事のお仕事なのに、さらにリーダーとして組織を束ねていくとなると、かなりのストレスなのではないでしょうか?
森 透匡(以下、森):10年ほど警部として働いていましたが、やっぱりストレスはありますよ。警部って、中間管理職なんですよね。
じつは検挙件数、検挙率、事件の抑制件数など、ノルマがあるんです。警察の仕事はすべて数値目標で管理されていて、私も当時は本部の監察からノルマを定期的に精査されていました。
──上からはノルマのプレッシャーがあり、さらに部下の成長も促し……となると、考えることがたくさんありますよね。何人くらいのチームを束ねていたんですか?
森:ケースによるのですが、多いときは捜査本部100人をまとめなければならないこともありました。
──100人! 大変ですね!
森:しかも、刑事って個性が強い人ばっかりなんです。「おれさまは刑事だぜ!」みたいなね。
なので、部下は生意気で言うことを聞かないし、上からはノルマ達成しろとプレッシャーをかけられ、やっぱりストレスはたまりました。
ただ、そういう経験を続けているうちに、ストレスをためないためにコントロールするべき習慣って、三つしかないってことがわかったんです。
● ストレスに耐える「器」を大きくするのではなく、 ストレスを発散する「蛇口」を大きくすればいい
──長年ご活躍され、結果も出し続けてきた森さんのストレスコントロール術、ぜひ伺いたいです!
森:そもそも大前提として、中間管理職でストレスを感じない人間っていないでしょう?
責任があるからプレッシャーを感じる役職だし、ストレスを減らそうとするのは難しい。
ただ、人によってストレスの入る器の大きさは違う。
大きい器の人もいれば、小さい器の人もいますよね。それで、多くの人はストレスコントロールをしようと思うと、その器自体を大きくしようと考えて「なんで自分はこんなにすぐにストレスがたまってしまうんだろう……」と落ち込んで、自分を責めてしまう。
でも違うんですよ。その器を大きくしようとするのって難しい。
じゃあ、どうすればいいか。器を大きくするんじゃなくて、ストレスを排出する「蛇口」を大きくすればいいんです。
そうすれば、いくら入ってきても出ていくでしょう? だから、ストレスをコントロールしようと思ったら、器ではなく「蛇口」を大きくするためにはどうしたらいいかを考えたほうがいい。
ストレスがたまらない人は、ストレスの発散方法をきちんと持っているのです。
──なるほど! たしかに、ストレスに敏感な人に「敏感になるな!」って言っても無理ですもんね……。
森:器を大きくするんじゃなくて、「でかい蛇口から効率よく出す方法」を考えればいいんです。お酒を飲んだり、歌を歌ったり、マラソンしたり、武道をやったり、何かしら自分の趣味の時間に費やしたり。人によってその発散方法はちがいますが、自分にとってベストな発散方法がわかるといいですよね。
──コロナ禍で憂鬱な気分になる人が増えた、という声もよく耳にしますけれども、もしかするとストレスの蛇口を塞がれてしまったからなのかもしれませんね。
森:そうだと思いますよ。自分なりのストレス発散方法がない人って、やっぱり病んでしまうんですよね。
ストレスを溜めない方法②~プレッシャーを言語化しよう~
● メンタルが強い人ほど弱音を出すのがうまいワケ
──中間管理職時代、ストレスをためないために日常的にやっていた習慣などはありましたか?
森:「心に抱えているプレッシャーを言語化する」ことですね。
私はA4サイズのノートを「極秘ノート」としてつねに持ち歩いていました。
事件を解決するためにこれをやろうとか戦略的なことはもちろん、不安やストレス、イライラなども全部書きまくっていたんです。
ネガティブなことをありのままに洗い出して、自分の内面と向き合う時間をつくっていました。
「なんで私はいまイライラしているのかな? 原因1:あいつがあんなことを言ったからだ!」みたいに。
──たしかに、それは誰にも見せられない極秘情報ですね(笑)。
森:でも、ありのままに全部吐き出すっていうのが大事なんですよ。
イライラしている原因がわかると、じゃあ、どうすればイライラが治るかな?と冷静に考えられる。
冷静になると、「あ、もしかしたらあれは私のために言ってくれたのかもしれない。ありがたいことだな」とポジティブな見方もできるようになってくる。
文字化することによって、感情が整ってくるんです。
結局のところ、メンタルを強く保てるかどうかって、「自分とのコミュニケーションがうまくできているかどうか」です。
悩みやストレス、イライラがあっても、自分とうまくコミュニケーションをとって納得させられれば、いつも平常心でいられる。
でも、付き合い方が下手だと、「なんで、私はこんなにダメなんだろう」と責めてしまう。
ストレスを溜めない方法③~弱みをさらけ出そう~
プレッシャーを吐き出して可視化し、ストレスを溜めないようにするのがすごく大事。
信頼できる部下に弱音吐いてもいいと思いますよ。
じつは、プレッシャーに弱い人ほど、自分の弱みを「隠そう隠そう」とするんです。弱みをさらけだすと自分にとって不利になるんじゃないかと思って、隠してしまうんですよね。
でもじつはその逆で、弱みをさらけ出したほうが、人は強くなれるんです。
心理学用語で「アンダードッグ効果」というのですが、これは「人の弱音を聞くと周りが応援したくなる現象」のこと。
プレッシャーを吐き出してみたら、案外部下や同僚が応援してくれるかもしれませんよ。
「弱気になる」のと「自分の弱さを知る」のは違うのです。
人間はどうしても自分をよく見せようとしてしまいがち。「完璧・正解でいなきゃ」という思い込みにはまり実力以上のことをしようとして、ストレスに押しつぶされてしまうんです。
自分の弱さを知ることができれば、高望みはしなくなります。克服する必要はないし、完璧な人にならなくていいので、ときにはノートや周りの人に吐き出したりして弱さを受け入れてみましょう。肩の力が抜けて意外といい結果につながるかもしれませんよ。
あくまでも節度を持ってにしましょう。

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