夜遅く仕事から帰ってきて、寝る時間までに夕食(もはや夜食)を食べる時間もほとんどない…。
時間に追われる多忙な生活と、ついつい食べてしまう間食の習慣が原因で、寝る直前に何かを食べてしまう人が多いようです。
寝る前に食事をすると、夜お腹が暑くなって、途中で起きちゃうんですよね。
私たちは、お腹がいっぱいになると眠くなります。
それならば、寝る前に食事をとれば、すぐに眠りにつけるのでは……そう考える人もいるかもしれません。
たしかに、お腹いっぱいになると眠くなるのは事実ですが、満腹状態になると、「満腹ホルモン」と呼ばれるレプチンが分泌されます。
レプチンには催眠効果があり、お腹がいっぱいになると眠くなるのはこの作用によるものです。
しかし、レプチンの主な仕事は、睡眠に誘導することではなく、レプチンの本業は、食べたものを消化するために胃腸を忙しく働かせることにあります。
その状態では脳や体は休まることはなく、睡眠に入っても浅い眠りにしかならなりません。
食べ物は食道を通って胃の中へ入ります。
その後、小腸と大腸へたどり着きます。
それまでに酵素の力と筋肉の収縮によって、食べ物は消化器官の過程で分解されるわけです。
そうして粒子となって体に吸収されるわけです。
残ったカスは、大腸のうち右腸骨窩から仙骨上端までの部分である結腸に運ばれます。これらのプロセスは自動的に行われるのです」
「睡眠中に消化活動は、停止するわけではありません」
最後の一口を飲み込んだ直後に寝てしまったとしても、夜食のハンバーガーはしっかり消化されるとのこと。
(出典:消化器学者でNYUランゴーン医療センターの准教授デヴィッド・ポッパーズ医学博士より)
よく眠たければ、睡眠3時間前までには食事を済まそう!
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