「将来薄毛になりたくないっ・・・!」
男性であれば誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
ですが薄毛の原因は複数の要因が絡んでいるため、これだけやれば将来薄毛にならないと言えないのが難しいところです
今回はそんな薄毛の原因をできるだけシンプルにご説明し、誰でもできる10の方法をお伝えいたします。
Contents
薄毛のメカニズム

髪が生えるための仕組みは、大まかには上記のようになります。
○血流
髪の成長を行う上で最重要となります。
髪は頭皮の毛細血管から栄養や酸素を得て、不要物や二酸化炭素を排出しています。
血流がなくなるということは、言わば呼吸ができないようなものなので、即薄毛に繋がります。
○腸
腸は胃や小腸、大腸などから成り立っており、血液を作る重要な器官です。
食事の栄養などが不足すると、十分な血液が作れなかったり、ドロドロとした質の悪い血液になってしまったりするため薄毛に繋がります。
○自律神経
自律神経とは、人が意識して動かせない臓器等の動きを調整する神経となります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、育毛のためには副交感神経を優位にする必要があります。
副交感神経が優位になると、体がリラックスした状態となり、血管が広がるため、体の末端まで血液が供給されることになるため、育毛に良い状態となります。
○成長ホルモン
成長ホルモンとは髪が成長する力と言えます。
髪が生える=成長ホルモンの量×血液からの栄養
若い時ほど成長ホルモンは多く分泌されるため、多少食生活が乱れて、髪に供給される栄養が少なくても、若い人の場合は髪は抜けることはありません。
逆に年配の人の場合、成長ホルモンの量が少なくなるため、若い時と同じように髪を成長させるためには、栄養の濃度をあげる必要があります。
○毒素
髪は薬物の常習歴を調べる際に使われるように、髪には不純物を吸収し成長する性質があります。
しかし油っぽい食べ物やコンビニのお弁当など毎日にように食べてしまうと、油や食品添加物の大量の毒素によって、髪は抜けてしまいます。
○AGA
AGAとは男性ホルモンである『テストステロン』と、皮脂腺から分泌される『5α-リダクターゼ』という酵素によって、悪玉男性ホルモンが生まれ、通常2年~6年かかる髪の毛の生え変わりサイクルを短縮してしまいます。
テストステロンや5α-リダクターゼという酵素は、人によって分泌量や働きの強さが違うため、AGAの影響の受けやすさにも差が出てくるのです。
以上が育毛の関係する項目の概要となります。
続いて、上記の項目を受けてどういう対策方法があるのかご説明いたします。
薄毛予防のための10の方法
〈その1〉ブロッコリースプラウトを食べる(腸への栄養補給)(AGA対策)

ブロッコリースプラウトとは、ブロッコリーの新芽のことです。
スルフォラファンという成分により、血流が良くなり、AGAの抑制効果もあります。
最強の育毛食材の1つと言えます。

〈その2〉イワシ缶を食べる(腸への栄養補給)
EPA(エイコサペンタエン酸の略)の効果によって、血液がサラサラになり、血液の栄養素も上がります。
また頭皮の環境改善効果が凄まじく、早い人であれば数日で頭皮の赤みがなくなったとの報告も届いているそうです。

〈その3〉マインドフルネス呼吸を行う(自律神経を整える)
人はぼーっとしているつもりでも、頭の中では過去や未来のことを考えてしまいがちです。
未来や過去のことを考えることは、脳にとっては疲労の原因となってしまいます。
脳が疲労すると、自立神経が乱れてしまい、血液の流れが悪くなってしまうため、薄毛の原因となってしまいます。

〈その4〉ガムを噛む(自律神経を整える)
メジャーリーガーがガムを噛んでいるのは、平常心を保ち(自律神経を整えて)脳を活性化させるためです。
例えば毎日の通勤や通学時にガムを噛むだけでも自律神経を整えることができます。
またガムを噛むとこめかみなども動くため、顔や頭皮のマッサージにも繋がります。

〈その5〉就寝時にラベンダーのアロマをたく(自律神経を整える)(成長ホルモンを増やす)
ラベンダーには強烈なリラックス作用があり、昔は薬として使われていました。
匂いは直接脳へ作用するため、自律神経を整えるには効果的であり、またラベンダーには睡眠導入効果もあるため、睡眠による成長ホルモン増加も期待できます。

〈その6〉水分を1日2リットルとる(毒素をとる)
私たちの体は60%近くが水分でできており、血液の大半も水分でできています。
そのため水分が少なくなると、血液の量が減ってしまったり、血液がドロドロになってしまったりと、髪への血液の供給量が減ってしまいます。
また血液は頭皮に溜まった毒素を排出する役割もあるため、デトックスの意味でも水分は重要となります。

〈その7〉遠赤外線サウナを使用する(毒素をとる)

頭皮の毒素排出の有効な方法は汗をかくことです。
特に遠赤外線サウナは、遠赤外線の効果で普段は取れないような身体の奥深くにある毒素を取ってくれます。

〈その8〉大豆商品を食べる(AGA対策)
きな粉や納豆などには、大豆イソフラボンという成分があります。
大豆イソフラボンには、女性ホルモンと似た働きがあると言われており、女性ホルモンにも5aリダクターゼの活動を抑制し、男性ホルモンとの結合を防ぐ働きがあるため、大豆イソフラボンを摂取することで、AGAの治療ができるのです。

〈その9〉バナナを食べる
バナナの皮に含まれるシクロユーカレノンには、5aリダクターゼの活動を抑制する効果があります。
バナナの皮ごとミキサーにかけたり、バナナのピューレを食べるなどの方法がありますね。

〈その10〉加圧トレーニングをする(成長ホルモン増加)
髪を成長させる大きな要因として成長ホルモンというものがあります。
成長ホルモンは髪だけではなく、骨や筋肉も成長させるホルモンです。
成長ホルモンは年齢とともに減っていき、思春期を100%とすると、30~40代は25%まで減り、60代では15%まで減ると言われています。
本来は睡眠時に分泌されるものなのですが、加圧トレーニングを行うことで、思春期並みの成長ホルモンを分泌させることが可能となります。

まとめ
今回は薄毛予防を考えている皆さまへ、育毛のメカニズムと10の対応策をご紹介させていただきました。
薄毛予防というと、安易に育毛剤や育毛シャンプーを使用しがちですが、育毛剤や育毛シャンプーにはリスクがあり、
正しい商品を選ばないと、薄毛予防を始めたがゆえに、薄毛を進行させてしまった、なんてこともありえます。
今回お伝えした方法は全くリスクがなく、健康的に育毛ができますので、ぜひ試して見てくださいね!
