【白茶（ホワイトティー）で薄毛（ハゲ）予防、白髪予防】圧倒的な育毛効果がある５つの理由をご紹介します（記事NO245）

ブラックティー（紅茶）、グリーンティー（緑茶）、またはホワイトティー（白茶）など茶葉の色や風味は実にさまざまです。

しかし、どの茶葉もすべて茶の木（学名カメリア·シネンシス）という同じ植物の葉から作られます。

お茶の種類ができる理由は、加工方法と酸化発酵度の違いです。

ブラックティーは発酵度が高い発酵茶、グリーンティーは不発酵茶です。これに対し、ホワイトティーはほとんど発酵をさせずに作られます。

お茶は昔から健康茶として知られていますが、実は白茶が薄毛・白髪予防には圧倒的に効果的なことをご存知でしょうか。

今回は白茶と髪について深掘りしたいと思います。

白茶とは

白茶は最も繊細なお茶です。使われるのは、芽吹く直前の若い新芽です。

年に一度、春先の短い期間に、細心の注意を払って手摘みします。収穫時、長くとがった茶葉は軽く白い産毛に覆われており、これが白茶の名前の由来となっています。

収穫後の加工は最小限で、2工程のみ。最初は萎凋、すなわち茶葉を萎れさせる工程です。

伝統的には屋外で、場合によっては温度調整された室内で行われます。第2の行程は乾燥です。

まず天日干しした後、日陰で干し、茶葉の乾燥を進めます。この第2の工程は茶葉を保存するために行われます。

たった2つの工程で加工されるこの白茶が、なぜそれほど人気が高いのか不思議に思われるかもしれません。

これは、2つの段階が茶葉の自然発酵に従い徐々に行われるためです。白茶には焙煎や揉捻の行程がないため、茶葉が自然な状態に保たれ、表面のみが酸化発酵します。これが白茶の希少性を高めています。茶葉は収穫後できるだけ早く加工されるため、抗酸化成分などが豊富で、栄養価が非常に高く、健康効果に優れています。また、白茶のカフェインはお茶の中で最も少ないので、1日中いつでも楽しむことができます。

白茶の薄毛・白髪予防効果①～抗酸化作用～

白茶に含まれるポリフェノールは、緑茶の約3倍にも相当し、その強い抗酸化作用で紫外線による老化から肌を守ってくれますが、これこそが「美人茶」と呼ばれる大きな理由のひとつです。

さらに、このポリフェノールの抗酸化作用には様々な病気や不調から私たちの身体を守ってくれる働きも期待出来ます。

白茶は茶葉の収穫後にできるだけ早く加工が行われることから、抗酸化成分が豊富なままお茶になるのです。

白茶の薄毛・白髪予防効果②～肝臓への負担が少ない～

健康な黒髪を保つためには、頻繁に水分を摂取することです。

水分をまめにとっていると血液が流動的になり、血液の循環が改善するため、細胞の細部まで酸素が運ばれ、肌のきめ細かさが改善されます。

この点、白茶は水溶性の成分を多く含むお茶であることから、頻繁に飲み続けても肝臓への負担が殆ど有りません。

白茶の薄毛・白髪予防効果③～自律神経を整える～

白茶にはストレス抑制と自律神経の乱れに効果的なテアニンが豊富に含まれています。

自律神経の乱れから血行が悪くなると、カラダの栄養素が髪の毛にまで届きにくくなります。この場合、栄養素自体は体内にある状態です。

しかし、自律神経の乱れによって身体機能が低下すると、栄養素が運ばれないどころか、そもそも運ぶための栄養素がないという状態になります。

髪の毛の成分の多くはタンパク質です。そして、身体機能が低下するとタンパク質の吸収率が悪くなります。

タンパク質が吸収できなくなると運ばれる量自体がさらに少なくなるので、髪の毛に必要な栄養素が全くといってよいほど足りない状態になります。

これによって髪の毛が正常な成長を遂げず、細くて抜けやすい毛ばかりになり、薄毛になってしまうのです。

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白茶の薄毛・白髪予防効果④～新陳代謝アップ～

白茶には新陳代謝の向上効果もあります。

新陳代謝を簡単に言えば、新しい物が出来古い物が排出されていく事です。

新陳代謝は体の至る所で行われており、別に意識して行っているわけではなく勝手に行われている事なのですが、年齢を重ねる毎にどんどん衰えて行きます。

白茶を飲むと新陳代謝が上がるので、毛母細胞や色素細胞の働きがよくなり、薄毛・白髪予防につながります。

白茶の薄毛・白髪予防効果⑤～血管増量・血流改善～

白茶には血管を強くしたり血流を改善する働きもあります。

ポリフェノールの抗酸化作用により、体だけでなく血管の老化を防ぐ事も出来ます。また、コレステロール値が下がる事で血流もよくなります。

緑茶よりも効率よくポリフェノールを摂取する事が出来カフェインも少ないので、就寝前にもおすすめのお茶になります。

ホワイトティーの研究もされている

2009年、キングストン大学(英)の研究機関が「肌をきれいにするお茶」についての調査を行いました。

２3種類のお茶(植物性の抽出物)を集めて、①肌の柔軟性を保つ作用　②コラーゲン産生能力の低下を食い止める作用　の2点を調べた結果が以下の通り。

○肌の柔軟性を保つ作用（効果量％）

【4位】アンジェリカ茶　32%

【3位】ごぼう茶　51%

【2位】クリーパーズ茶　58%

【1位】ホワイトティー（白茶）　89%

○コラーゲンの生産能力を食い止める作用（効果量％）

【4位】ラベンダー　31%
【3位】ローズチンキ　41%
【2位】緑茶　47%
【1位】ホワイトティー（白茶）　87%

双方とも1位はホワイトティー。
2位以下と比べて、なんと約2倍の効果が認められたっていうので驚きです。

特に、2番目のコラーゲンの産生能力は肌の張りとツヤを保つために重要な力ですが、歳を重ねるほどに衰えていきます。
美肌を保ちたい人にとっては、気にしておくべき要素であることに間違いありません。

ホワイトティーの飲み方

ホワイトティーの抽出方法は、通常の紅茶と大体同じ。下記のとおりです。

商品によって、ティーバッグ1包の茶葉量・指定される湯量・抽出時間(茶葉が細かいほど短い)などが違うと思います。
まずは商品説明に従ってみて、濃いor薄いと感じたら淹れ方を変えてみましょう。
※水出しについて
ホワイトティーは日本ではまだメジャーな商品ではないためか、海外でパッケージングされた製品がほとんど。細菌検査などの基準は、日本とくらべて甘いと考えた方がいいでしょう。
熱湯を使わずに水出しで海外製品のホワイトティーを飲むのは、やめておくべきかと思います。

白茶は何度でも飲める！

通常の紅茶の茶葉であれば、1煎目で美味しさ成分のほとんどが抽出されます。せいぜい2回抽出したら香りも落ちて、その後の抽出液は相当に味気ないものとなりますね。
緑茶でも、美味しく飲めるのは3回目くらいまでかと思います。

しかし白茶は6～7回ほど抽出してもまだ味わいを保っています。徐々に変化する味わいを楽しむことができるでしょう。

ホワイトティーは希少で、グラム数と価格の面では他のお茶より割高に見えるかも知れませんが、そんなことはありません。
１回分の茶葉、１つのティーバッグで複数回ぶん使い続ける事ができるため、意外とコスパが高いと感じられるはずです。

ゆっくりと時間をかけて作られたお茶です。
飲むときもやはりゆっくりと、時間をかけて楽しみましょう。

まとめ

あまり馴染みのない白茶について、少しは興味が湧きましたか？

「美容に良いお茶」という謳い文句が先行してしまうことの多い白茶ですが、上質な白茶は香りと味に全くトゲがなく、その優しい飲み口にファンも大勢います。

髪のことが気になってしまったり、日常生活のストレスを感じてしまう。

そんな時には優しくて穏やかな白茶を口に含んで、ゆっくりと飲み干してみて下さい。

嫌な気持ちまで一緒にスーッと流れて、気に入らなかった自分のことを少し好きになれるかもしれません。

白茶はなんだか、懐の広いお茶だなぁといつも飲む度に思わせてくれます。

そんな白茶のことを少しでも多くの人に知って貰えたらいいですね！

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