新型コロナウイルスが騒がれ出して既に半年以上経ちますが、未だに家で過ごす時間は長いですね、
外出好きの方にとってはストレスが溜まっていることと思います。
そういったストレスなどが原因で薄毛になる方も増えているそうです。
『コロナ抜け毛』という言葉がヤフーのトレンドワードで1位になったり、ニュースでも何度か取り上げられましたので、ご存知の方も多いかもしれません。
今回はコロナウイルスによるストレスと薄毛の関係について説明させて頂きます。
精神的ストレスにはマインドフルネスで対応
精神的なストレスによる影響として、血行不良が挙げられます。
私たちは自律神経によって血行をコントロールしていますが、強いストレスを受けると、自律神経に乱れが生じたり、筋肉が緊張することで、血管の収縮を引き起こしたりすることが知られています。
血管が収縮すると、血流が減少して、次第に血行が悪くなっていきます。
交感神経が優位になると血管は収縮し、血液は脳や筋肉へ優先的に送られます。
副交感神経が優位になると、血管が広がり血液は体全体へまんべんなく送られるわね。
頭皮の毛細血管へは血液が送られにくくなってしまうんですね。
ストレスを解消する(副交感神経を優位にする)方法としてマインドフルネス呼吸法というのがあります。
マインドフルネスとは、「“今ここ”に意図的に意識を向け、ありのままに受け入れている状態」を指します。
元々は仏教の教えに由来した思想ですが、近代になって宗教色が排除され、医療プログラム・ビジネススキル・自己啓発スキルとして広まっていきました。
現在ではyahooやGoogle、Facebookなどの大企業や多くプロスポーツ選手が実践していることでも話題になり、メンタルコントロールメソッドとして大きな注目を集めています。
日中に起こったことや次の日のことなど、脳は未来や過去に行ってしまっていることが多いのです。
マインドフルネス呼吸法の詳しい方法は下記の記事をご覧ください。

身体的なストレスにはカーフレイズなどの運動で対応
新型コロナウイルスによりお家時間が増えたことや、人となるべく接しないために車や電車での移動が増えたことで、一日に歩く距離が劇的に減ったといわれています。
運動不足は抜け毛や薄毛にも関連していきます。
運動不足になると筋肉が凝り固まり、血行が悪くなり、血行不良になれば十分な栄養が頭皮にも届けられなくなるからです。
血流には動脈と静脈があり、動脈は心臓のポンプで血液が流れておりますが、静脈は筋肉の動きのみで血液を流すことになります。
特に太ももなどの足に溜まった血液は、太ももの筋肉で血液を上に(足から心臓に向かって)送らなければならないため、重力に逆らうような形になり、血液が溜まりやすくなります。
足に血液がたまることで、相対的に頭皮に行く血液の量は減ってしまいます。
血液の総量は変わらないから、足に血液が多く溜まれば、他の部分には血液が行きにくくなってしまうということね。
太ももを鍛える有効な方法としてカーフレイズという運動があります。
カーフレイズとはふくらはぎを鍛える運動のことで、立ったままかかとを上げ下げするだけです。
テレビなどを見ながら簡単にできますので、もし興味を持たれましたら下記の記事をご覧下さい。

まとめ
コロナウイルスの自粛の影響として、
①精神的なストレス
交感神経が優位になることで、血液が頭皮の毛細血管へ行きにくくなり、薄毛の原因になる。
⇨マインドフルネス呼吸法で対応する
②運動不足
運動不足により静脈の流れが悪くなり、特に太ももに血液が溜まりやすくなることで、頭皮の毛細血管への血液量が減ってしまい薄毛の原因となる。
⇨カーフレイズで対応する

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