男女問わず多くの人が悩む「肩こり」
しかも、肩こりは根強く、気づいた時は慢性的に肩が凝り固まってガチガチ状態という人は少なくありません。
体の不調の原因となってしまう肩こりですが、実は薄毛の原因ともなってしまうのです。
今回はそんな肩こりと薄毛の関係について見てみましょう。
肩こりとは
肩こりには正式な病名があるわけではありません。
首筋や首の付け根から肩甲骨、背中にかけて重たく鈍い痛みが生じ、張ったような不快な症状のことをいいます。
頭と腕二本分の重さを首で支えているので、普通に生活していても負担がかかります。
さらに、日本人は頭の大きさのわりに首や肩の筋肉が華奢なので、肩こりが起きやすいです。
場合によっては、頭痛や吐き気を起こすこともあります。
肩こりはさまざまな肩の筋肉が関係して起こりますが、
「僧帽筋」という首の後ろから肩と背中に広がる大きな筋肉
「肩甲挙筋」という首の骨と肩甲骨をつなぐ筋肉
が特に影響しています。
重い頭を支えたり、肩甲骨を動かすといった重要な役割をし広範囲の痛みをもたらします。
筋肉が凝り固まると血流が滞って血行不良になり、筋肉の老廃物が蓄積してさらに血管が圧迫されます。
それが痛みを悪化させ、悪循環となります。
加齢による筋力の低下や長時間のデスクワーク、普段の姿勢、眼精疲労、ストレスなども原因になります。
猫背になると、肩回りから背中にかけての筋肉が前にひっぱられた状態になって肩こりが酷くなってしまうわ。
肩こりで薄毛になってしまう理由
首は、身体から頭に血流を運ぶ唯一の経路です。
しかし、肩こりやストレートネックによって筋肉が固まり血行が悪くなると、頭そして頭皮への血流が減少します。
血流が減ることで、髪の成長に必要な新鮮な酸素と栄養が頭皮の毛母細胞まで行き渡らず、健康な髪を生やすことが出来なくなります。
筋肉の緊張(肩こり)
↓
周囲の筋肉が血管を圧迫
↓
血行不良
↓
髪の毛への酸素・栄養不足
↓
薄毛の原因
では続いてどのような対応策があるのか見てみましょう。
対応策①~温熱シートなどで肩を温める~
肩こり改善に有効な商品はたくさん販売されています。
そのなかでも温熱シートは、肩こり改善を目的としているため、心地良い温熱が続いてじんわりとコリをほぐすことが可能です。
温熱シートで体温以上に皮膚を温めると、脳が火傷をすると勘違いをして、血管を拡張して血液を多く流すことで体温を下げようとします。
血管が広がることで肩こりが解消されます。

対応策②~磁力ネックレスを利用する~
磁気ネックレスとは、その名の通り磁気を帯びた素材で構成されたネックレスであり、磁気が肩こりに作用するといわれています。
具体的には磁気が血中のヘモグロビン、いわゆる鉄にあたる成分に働きかけることで、血行を促進する一連の流れが磁気ネックレスが持つとされる肩こり解消のメカニズムです。
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対応策③~ストレッチ~
デスクワークでもできるストレッチ! 肩のぐるぐる運動で首こり・固まる肩甲骨を解消
1:ひじを後ろに引く運動
背筋を伸ばして座り、ひじを肩の高さまで上げたら、腕を曲げて手で肩をしっかりと持ちましょう。
両ひじがまっすぐな線になる姿勢を意識しつつ、ひじが下がらないように後ろに引きます。
2:ひじをぐるりと回す運動
肩に持っていった両ひじがまっすぐになっていることを確認してから、ひじで円を描くように肩から腕を回していきます。
肩甲骨が大きく動いていることを意識しながら動かしましょう。
対応策④~肩こり予防~
○長い時間同じ姿勢を続けない。数十分おきに腕を回し、肩甲骨を動かす、立ち上がって体をほぐす。
○首や肩甲骨周りの体操や運動を適度に行う。
○1日の終わりには入浴で、体を温め、筋肉をリラックスさせる。
○体に合っていない枕は、休息をとるはずが首に負担をかけている場合があるため枕は体に合ったものを選ぶ。
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