「シャンプー後の排水溝に髪がたくさんある!」
「ドライヤー後の抜け毛が多い!」
「薄毛の家系だから、自分も間違いなく薄毛になる・・」
思春期の頃であれば多くの人が一度は経験することではないでしょうか?
私も高校生の頃は、毎日合わせ鏡で頭頂部で見ていたものです。
今にして思えば、あの頃は知識がないまま、ただ漠然とした薄毛への心配がありました。
その状態で安易な育毛剤や育毛シャンプー使用したことを、今でもとても後悔しております。
今回はこの記事を読んでいる皆様が同じような後悔をしないように、10~20代前半の若い世代の薄毛予防についてご説明させていただきます。
まず結論から申しますと、次のようになります。
10代や20代前半で薄毛になることはまれです。
多くの場合気にし過ぎのことが多く、安易に育毛剤や育毛シャンプーを使用した結果、薄毛を引き起こしてしまうことがあります。
若い方は毛細血管も丈夫で、成長ホルモンも多いことから生活習慣を見直すだけで十分薄毛予防になります。
それでも気になる方は、育毛サプリを使用しましょう。
若い世代でも薄毛になる!?
薄毛になる原因は様々ですが、まず最初にお話しておきたいのが、10代で薄毛になるのは“まれ”だということです。
中学生や高校生になると、自分の外見も気になり始めます。人よりも毛量が少なかったり、特に、家族で薄毛の人がいたりすると、「自分はすでに薄毛が進行し始めているのは!?」と心配になるものです。
何かしらの疾患で10代でも薄毛になる方もいますが、一般的に周囲から見てわかるような薄毛になることはまずありません。
さらに、家族で薄毛の人がいても10代から薄毛になることはまずないと思ったほうがいいでしょう。
それによって、髪がいつもよりも多く抜けることがことがあります。
でも、これも一般的には一時的な症状なのです。
逆に心配しすることで、頭皮を強くこするようなシャンプーをしてしまったり、強いストレスを感じるなど、髪に悪影響を与えているケースが少なくないようです。
薄毛に関する情報が氾濫していますが、10代で即薄毛ということはまずないので、そこは冷静になること、“心配しすぎないこと”が薄毛予防の第一歩です。
また、将来薄毛になるにしても正しい知識とケアをすれば、薄毛の進行は食い止めることはできます。
肩の力を抜いて、正しいヘアケアを習慣化するようにしましょう。
育毛の基本的な考え方
続いて基本的な育毛の考え方を見てみましょう。
育毛のためには大きく2つの要因があります。
○1つ目が血液です。
髪は頭皮の毛細血管から酸素や栄養を得て、二酸化炭素や不純物を排出しているため、血液の流れは重要になります。
頭皮は体の中で一番上にあり、重力の影響もあるため、もともと血液が流れにくいのが厄介なところです。
○2つ目が成長ホルモンです。
これは髪が生えるパワーのようなもので、思春期を境に成長ホルモンの分泌量はどんどん減っていき、思春期を100%とすると、30~40代は25%まで減り、60代では15%まで減ると言われています。
『育毛の力=血液からの栄養×成長ホルモン』
と言えます。
10代20代前半でしてはいけない3つのこと
では具体的に、してはいけないことを見てみましょう。
○育毛剤の使用
「相棒」水谷豊さんのミノキシジルの育毛剤のCMを一度はみたことがあるのではないでしょうか。
そういったCMの影響で、多くの方は育毛=育毛剤の使用、と思ってしまうのです。
ただ育毛剤には合う合わないがあり、育毛剤を使ったが故に薄毛を引き起こしてしまうケースも多々あるのです。
私のもとを訪れる相談者の皆さまの育毛経歴は、まるでドラマのシナリオにしたがっているかのように似通っていて、私がヘアケアを始めて以来ほとんど変わらない。
端的にいえば、髪と頭皮についての正しい知識を持たないがために、間違った風説に惑わされて必要もないヘアケアを施してしまい、かえって脱毛を進行させてしまっているのだ。
本文で詳しく述べていくが、多くの方が有名育毛サロンなどに通い、驚くほど高額な手入れを受けて、かえって深刻な脱毛症になってしまっている。
中にはこれまで費やした金額を示しつつ「もっと早く出会いたかった」と涙を流す人も少なくない。
私はそのたびに言いようのないやりきれなさを覚える。
(出典:東田雪子先生(株式会社ルチア)の名著「毎違いなく育毛がかなう本」より抜粋)
○育毛シャンプーの使用
毎日のヘアケアが重要なのは言うまでもありません。
ただ、育毛=血液からの栄養×成長ホルモン
であるため、実は育毛の上でシャンプー選びはそんなに重要ではありません。
強い洗浄力で頭皮が荒れるだけではなく、枝毛にもなってしまいひどい目にあいました。
○ミノキシジルなどのAGA治療薬の使用
ここ数年はAGA(Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味)という言葉が当たり前に使われるようになりました。
こちらもCMなどにより、
薄毛の原因=AGAが全て
というイメージが定着していると思います。
しかし先ほどもお伝えしたように、
育毛=血液からの栄養×成長ホルモン
が基本となっており、次の話として、髪に毒素が溜まることによる抜け毛やAGAによる抜け毛などがあるのです。
「男性ホルモンが多いとハゲになる」という説がありますが、この説は女性よりも男性にハゲが多いという錯覚から生じたものです。
実際には男性と同じようにハゲていても女性たちは上手にそれをカバーしているだけなのです。
男性ホルモンが最も多く分泌されるのは30代半ばといわれます。
もし、男性ホルモンが薄毛の原因とするなら、すべての男性の薄毛は男性ホルモンが最も多く分泌されるのは30代半ばごろにピークを迎え、その後自然回復することになりますが、現実は違います。
このことからも男性ホルモンが薄毛の原因ではないことをご理解いただけると思います。
(出典:ルチアの育毛)
よくAGAの治療薬としてミノキシジルが使われますが、ミノキシジルは心臓の動きを強制的に活発し、血流をよくするため薬であることから、正確にはAGAのための薬ではないのです。
あくまでも血流を良くするための薬なのです。
ただ心臓に負荷がかかるため、動悸や目眩、髪以外にも全体の毛が濃くなる、また性欲減退など様々な副作用が確認されているのです。
こういったAGA治療薬は本当の最終手段と考えるべきで、10~20代の若い世代の人たちは、副作用の危険がある最終手段に頼らなくても十分薄毛改善はできるのです。
10代20代前半でするべき3つのこと
では次にどのような対策が効果的か見てみましょう。
○食事の見直し
血液からの栄養のために一番重要なのは食事です。
血液の栄養濃度は食事によって決まるのです。
では具体的にどうすれば良いのかというと、
育毛に良い食材を食べ続ければ良いのです。
おすすめなのが、ブロッコリースプラウトとイワシ缶です。
どちらもコスパが良く圧倒的な育毛効果がある食材ですので、健康維持という意味でも毎日食べ続けたい食材です。
私はお昼のお弁当にいつも入れていっています。
今後10年20年と執念を持って食べ続ける意志が重要です。
あくまでも薄毛体質から育毛体質への体質を変えることが大切ね。
○運動をする
次のポイントは成長ホルモンです。
よく睡眠のためには夜の10時から2時まで寝ると良いと言われますが、それは成長ホルモンが分泌されやすい時間帯だからなんですね。
ですが成長ホルモンを分泌させる方法は他にもあります。それは加圧ベルトをつけて歩く加圧ウォーキングです。
加圧ウォーキングなら、通勤や通学時などの日常生活で行えるため続けやすいです。

○育毛サプリの使用
中にはもっとすぐ効果がでて欲しい人もいるんじゃないかしら?
ミノキシジルのような薬ではなく、亜鉛などの栄養素を集めたサプリがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は10代~20代前半の若い世代の薄毛予防についてご説明いたしました。
安易な育毛剤や育毛シャンプー、ミノキシジルの使用は髪だけではなく、金銭的にも人生を壊しかねません。
そんな致命的な失敗をしないように、正しい知識を持って薄毛予防をして行きましょう!
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